Microsoft Research Asia, Outreach Japan
マイクロソフトリサーチ (MSR) について
1991 年に創設された MSR は、コンピューターサイエンスおよびソフトウェア工学の基礎研究および応用研究を専門とするマイクロソフトの基礎研究機関です。
MSR が目指すものは、コンピューティング デバイスのユーザー エクスペリエンス向上、ソフトウェアの開発やメンテナンスのコスト削減、ならびに革新的なコンピューティング テクノロジの創出です。
MSR の研究者は、主要な学術機関、政府機関ならびに業界研究機関との連携のもとに、グラフィックス、音声認識、ユーザー インターフェイス、自然言語処理、プログラミング ツール、プログラミング技法、オペレーティングシステム、ネットワーク技術および数理科学などを含む ヘルスケアからエコノミクスまでの多数 以上のコンピューター関連分野において、最先端技術の研究を行っています。これまでの30年以上で、MSRのリサーチャー、サイエンティスト、エンジニアらによって、Cortana、Azure ML、Office、Xbox、HoloLens、Skype、そしてWindowsなどの製品や技術を生み出してきました。昨今では、AI、マシンラーニングやクラウドコンピューティングの分野にてビジネスとエンジニアリング両面から世界を牽引する存在となっています。
MSR は、現在、Microsoft Artificial Intelligence and Research (AI+R) Groupに属し、米国ワシントン州レドモンド、英国のケンブリッジ、中国の北京、インドのバンガロール、米国ニューヨーク州ニューヨーク、米国マサチューセッツ州ニューイングランド、カナダのモントリオール、中国の上海の世界8ヶ所に2019年時点で10のLabがあります。約 10,000名のメンバーが世界中の大学や研究機関、企業や団体組織等とのオープンな共同研究を通じて、技術革新の促進、コンピューターサイエンス分野の全般的な進歩に貢献しています。
MSR の詳細に関しては、以下のサイトをご参照ください。
マイクロソフトリサーチアジア(MSRA)アウトリーチ
中国・北京にあるMicrosoft Research Asia (MSRA)には、研究グループの他にアウトリーチ部門を有しており、主に、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、そして日本の大学、研究機関、企業や様々な組織のみなさまと、いろいろな形で研究活動を連携しています。
特に、10年以上にわたって、日本向けに以下のようなアカデミックプログラムを展開しています。
MSRAの詳細に関しては、以下のサイトをご参照ください。
https://www.microsoft.com/en-us/research/lab/microsoft-research-asia/ (英語)
フェローシップ
インターンシップ
共同研究
CORE連携研究プロジェクトとして、大学あるいは研究機関等のFacultyやResearcherとオープンにコラボレーションし、最先端研究や技術的イノベーションを生み出していきます。
15年目となりました。今年度と昨年度の共同研究は以下の方々と実施しています。
CORE15 | Institute | Research Topic |
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Dr. Chenhui Chu |
Osaka University
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Neural Machine Translation with Image Region Pivoted Comparable Sentences
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Dr. Jun Takamatsu |
NAIST
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Labanotation-Based Human Motion Recognition from Videos and Automatic Robot Programming
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Dr. Hiroaki Yamane |
RIKEN AIP + The University of Tokyo
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Numerical/quantitative system for common sense natural language processing
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Dr. Hiroshi Kawasaki |
Kyushu University
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Development of automatic Labanotation estimation system from video using Deep Learning
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Dr. Nobuaki Minematsu |
The University of Tokyo
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Inter-learner shadowing framework for comprehensibility-based assessment of learners’ speech
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Dr. Yang Wu/Dr. Zheng Wang |
NAIST + NII
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Heterogeneous Person Re-identification
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CORE14 | Institute | Research Topic |
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Dr. Issei Fujishiro |
Keio University
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Anamorphosis-based naked-eye stereoscopic display with application to immersive analytics for individuals
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Dr. Imari Sato/Dr. Lin Gu |
NII
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HoloLens Based Active Deep Learning for 3D Biomedical Imaging Analysis
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Dr. Hiroki Watanabe |
Hokkaido University
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A Method for Controlling Human Hearing by Editing the Frequency of the Sound in Real Time
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Dr. Tadashi Nomoto |
NIJL
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Creative reconstruction of natural language text via degenerate semantics
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Dr. Ryo Furukawa |
Hiroshima City University
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Development of 3D capsule endoscopic system
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Dr. Hideyuki Sawada |
Waseda University
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TactoGalsses: Eyeglass-type Tactile Information Display Using higher-level psychological perception
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Dr. Atsuko Miyaji |
Osaka University
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Cryptography-based security solutions for internet of things
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Dr. Adam Jatowt |
Kyoto University
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Question Answering over Long-term Document Archives
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Dr. Takashi Miyaki |
The University of Tokyo
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Marker-less Body Motion Analysis using Distributed High-speed Cameras
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