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Windows で Family Safety (ファミリー セーフティ) を設定する方法

ソファで 1 台のノート PC の画面を見る家族

小学校でもプログラミング教育が必修となってきている今、子供がパソコンに触る機会が増えてくると、「有害なサイトにアクセスしてしまわないか?」「何もわからず課金してしまわないか?」「長時間パソコンを操作して元気に外で遊ぶ時間がへってしまうのではないか?」などといった心配も増えてくると思います。
お子様のパソコンの利用をあらかじめ設定によって制限し、コントロールするのが「Family Safety (ファミリー セーフティ) 」と呼ばれるものです。
Windows ではこの Family Safety (ファミリー セーフティ) を利用して、安心してプログラミング教育に備えた家庭学習ができます。
今回は Windows の Family Safety (ファミリー セーフティ) の設定方法をご紹介します。

Family Safety (ファミリー セーフティ) では以下の項目が設定できます。

  • Web の閲覧
  • アプリ、ゲームとメディア
  • 使用時間
  • 購入と支払い
  • お子様を探す

では、お子様用パソコンの設定を順番にご紹介していきます。

Family Safety – アカウントの設定

まずはアカウントの設定を行い、Family Safety を使用する準備をしていきましょう。

「設定」アプリが表示されたスタート画面

保護者のアカウントで設定を始めます

まず、保護者のアカウントで Windows にログインします。
「Windows アイコン」をクリックして、その中の歯車のマークの「設定」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
Windows 11 の設定メニューのアカウントが強調表示されます。

「アカウント」を選択

「設定」画面が表示されますので、その中にある「アカウント」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
「家族のメンバーを追加」設定が表示された「設定」アプリ

「家族とその他のユーザー」

アカウントから「家族とその他のユーザー」をクリックし、「家族のメンバーを追加」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
お子様を追加する設定画面

「お子様を追加」

アカウントの上に新しいウィンドウが開かれます。
Windows 10 の場合は、その中にある「お子様を追加する」にチェックをいれると、「追加するユーザーがメール アドレスを持っていません」というリンクが表示されますので、そちらをクリックしてください。
Windows 11 の場合はメールアドレスを入力、Microsoft アカウントをお持ちでない場合は「子に対して 1 つ作成する」をクリックしてアカウントを新規作成します。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
新しいメール アドレスの入力画面

新しいメール アドレスを入力

新しいメール アドレスを入力して「次へ」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
パスワードの入力画面

パスワードを入力

次に利用したいパスワードの入力を求められますので誕生日や電話番号など予測されやすいものではないパスワードを入力してください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
氏名、国/地域、生年月日の入力画面

氏名、国/地域、生年月日を入力

次に「氏名」、「国/地域」、「生年月日」の入力が求められますので入力して「次へ」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
設定完了画面

設定完了!

上記を進むと次の画面が表示されアカウントの設定は完了です。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)

お子様のアカウントでログインできるか確認してください

以上でお子様のアカウントの設定が完了しました。
お子様の利用されるパソコンで先程設定したお子様用アカウントを利用して、ログインできることを確認してください。


Family Safety – 各種設定

各種設定を行い、お子様のパソコンでできることの制限設定を行います。

「設定」アプリが表示されたスタート画面

保護者のアカウントで設定を始めます

保護者の方のアカウントでログインします。
「Windows アイコン」をクリックして、その中の歯車のマークの「設定」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
「アカウント」設定画面

「アカウント」を選択

「設定」画面が表示されますので、その中にある「アカウント」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
「オンラインで家族の設定を管理」設定が表示された「設定」アプリ

「オンラインで家族の設定を管理」

「家族とその他のユーザー」をクリックすると右側に先程登録したお子様のアカウントが表示されています。その下にある「オンラインで家族の設定を管理」をクリックしてください。
(画像イメージ:左 Windows 10、右 Windows 11)
Family Safety の各種設定画面

各種設定をしていきましょう

ブラウザにリンクしますので、ここでお子様のパソコンの Family Safety を設定できます。青枠内のメニューから使用時間やアプリの設定、支出から金額の追加設定が可能です。
「金額」の設定画面

「金額」を設定

「金額」を設定するのであれば表示された金額より適切なものを選択して「次へ」をクリックしてください。
「使用時間」の設定画面

「使用時間」を設定

「使用時間」メニューでは曜日ごとの詳細な使用時間の設定が可能です。
「アプリとゲームの制限」の設定画面

「アプリとゲームの制限」を設定

「アプリとゲームの制限」メニューではそれぞれのお子様のパソコンにインストールされているアプリの中で使用や不使用の制限に加えて、どのアプリを1日どのくらい利用できるのかを制限することが可能です。
「コンテンツ フィルター」の設定画面

「コンテンツ フィルター」を設定

「コンテンツ フィルター」メニューでは、お子様に適切であると判断したコンテンツに制限を設けることが可能です。また「Web の閲覧」でも同じように成人向けサイトや年齢に不適切な Web サイトを制限できます。
「支出」の設定画面

「支出」を設定

「支出」メニューでは、予め Microsoft アカウントに一定額を入金して、お子様にその中で自由に買い物を楽しんだり、お子様がコンテンツを購入した際にメールで受け取る設定ができます。

安心できる状態でお子様の PC ライフを!

以上、Windows の Family Safety をご紹介しました。今後、お子様がパソコンを利用する機会が増える中、不適切なコンテンツやアプリをしっかりコントロールすることで、親子でパソコンを利用した家庭学習を楽しんでください。


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