やりたいこと、はじめてみよう
大学生・本藤美波さん
2. 「みんなが考えていることを“可視化”したい」
働く女性のロールモデルになりたいと考える本藤さんは、モダン PC を使って Office を使ったチャレンジをしています。
全 3 回の記事でその姿を追います。
アンケートをとってみたら。
モダン PC を手に入れてから 3 か月。「働く女性のロール モデルになれるような大人になりたい。そのために必要なスキルを身につけ、キャリアを積みたい」。自分の夢をそのように語った大学 3 年生の本藤美波さんがモダン PC で挑戦したのは、Microsoft Forms を使ったリサーチでした。
「同世代の女子大生たちが、これから自分たちが携わることになる仕事についてどうイメージしているのか。みんなにとって“輝く”存在ってどんなものなのか、言葉にできないかなって思ったんです」
大学ではジェンダー学のゼミに所属する本藤さん。昨年夏に開催されたゼミ合宿では、韓国・ソウルの大学生たちを相手にフィールド リサーチを行ったと言いますが、そのときに実施した同様のアンケートと、今回の Microsoft Forms でのリサーチの違いには驚かされたようです。
「オンラインで回答が集まるし、データ整理もすごく楽。クロス集計の手間もかからないし、結果もキレイにビジュアル化してくれるんです。『がんばって Excel を習得するぞ』と思ってましたが、それも不要に思うくらい」
もっとたくさんの人の意見を聞きたいんです。私にとっての“輝く女性”像を、ちゃんと言語化していきたい。
資料化したら見えてきたもの。
Microsoft Forms は、簡単な操作で作成したアンケートをオンラインで公開し、回答をビジュアル化してくれるウェブ アプリケーション。Office 365 の機能のひとつで、企業の問い合わせフォームなどでも活用されています。
今回本藤さんが Microsoft Forms を使って実施したアンケートのテーマは「理想の働き方」。
アンケートの質問には、同世代の、これから実際に働こうという若者たちに対して「何のために仕事をしようと思っているのか」という根源的な質問から (生活のためなのか、自己実現のためなのか、あるいは社会貢献なのか)、「将来結婚したときに、子どもは欲しい?」「結婚・出産後に、職場復帰したいと思う?」といった、女性ならではの仕事観を問うものまでが並びます。
本藤さんは、このアンケートを自分の身近な友人たちだけでなく、より広くに問うことにしました。そして、SNS を使って発信したところ、実に多くの回答を得ることができたのです。
「調査期間は 1 週間としていたのですが、1 日で 100 件ほどの回答を得ることができました」
まさに「女子大生の発信力、恐るべし」といったところですが、その裏側には操作性に優れた PC と、便利なツールがあったことも否定できません。
「1 週間後、データをすぐにビジュアル化した資料にまとめることができたのですが、世代でひとくくりにできない結果が見えてきました。私たちにとって、“輝く女性”って、何もバリバリ働くことだけじゃないんですよね」
いつでもどこでも編集できる持ち運びやすさ。
本藤さんは、現在まさに就職活動中。と同時に、所属するゼミでの卒業論文にとりかかっています。
今回の調査結果は、自身の卒論に生かそうと考えています。さらにこの結果をもとに、いま実際に働いている女性たちへのインタビューも行い、より強度のある卒論を仕上げようとしているのです。
「Microsoft Forms はほんとうに便利で、グラフのビジュアル化がすぐできました。このグラフをさらにインフォグラフィックにまとめようと思っています」
理想の働き方を追求する先進企業の女性の働き手に面談するにあたって、集まった何百人もの同世代の声を届けたい。そのとき、より効果的なディスカッションをするための資料づくりをしようというわけです。
「もっとたくさんの“オトナ”の方々の意見を聞きたいんです。漠然と描いてきた“輝く女性”ってどんな女性なのか、いろんな人たちの声を聞いて、私にとっての“輝く女性”をちゃんと言語化していきたいです」
真剣なディスカッションを前に、思い立ったときにすぐアップデートしたいという資料づくりを、カバンのなかのモダン PC が支えてくれています。
やりたいこと、はじめてみた私たち
飯田千有里さん
内田泰歩さん
探究学舎 親子でボード ゲームを作る会
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