やりたいこと、はじめてみよう
働く女性のロールモデルになりたいと考える本藤さんは、モダン PC を使って Office を使ったチャレンジをしています。
全 3 回の記事でその姿を追います。
「伝える」ことと、しっかり向き合ってみたら。
卒業論文と就職活動に対して、モダン PC とともに取り組んできた大学生の本藤美波さん。その 2 つの課題は、それぞれ別々に達成すべきものではなく、彼女が抱いてきた夢にたどり着くための一本道の上にありました。
本藤さんの夢とは、これからの人生で「輝く女性」でいること。そのためにも、「働く女性としての理想の姿」を捉えようと、大学の同級生のみならず、ソーシャルメディアを使って広く女子大生たちに呼びかけ、「あなたにとっての理想の働き方とは?」と呼びかけたのでした。
さらに、同世代が考えていることを知るだけでは、卒業論文として不十分。ましてや、自分の中だけで消化してしまうのではもったいない。そう考えていた本藤さんは、その声を実際に働く女性たちにぶつけ、そのインタビューも論文にまとめようと思ったのです。
Microsoft Forms を使って同世代の大学生たちから集めた意見を、卒業論文のためにと PowerPoint で整理するなかで、本藤さんはあることに気づきました。
「PowerPoint は、これまで経験してきたインターンでも使ってきました。でも、『見せること』まで考えられていなかったと実感しました。」
PowerPoint は、これまで経験してきたインターンでも使ってきました。でも、『見せること』まで考えられていなかったと実感しました。
知らないままにしておくのは、もったいない。
いくつもの質問に対して得られた回答を、いかに「見せる」か。まとめるにあたって、本藤さんはこれまで使ったことのなかった様々な PowerPoint の機能にトライしました。
「たとえば『アイコン』を使った表現を知ったとき、ほんとうに驚きました。文字だけのスライドとは違って、説得力があるし、わかりやすい」と言う本藤さん。さらには、「文字の大きさに強弱をつけるのはもちろん、スライド全体を見渡して、テイストに合った色味を使うことも、今回初めて意識しました」とも振り返ります。
「色味をそろえたり、文字の大小を駆使したり。そしてアイコンのような便利な機能も、知らない人はきっと多いと思います。でも、私にだってできたのだから、知りさえすれば、みんなもっと使えるはず」。そう言う本藤さんは、「新しいことに気づけるのって、楽しいですよね」と笑います。
そうしてできあがったのは、数値の羅列にしか過ぎなかったデータをわかりやすく、伝わりやすく整理したインフォグラフィック。大学生のリアルな声を実際に働く女性たちにぶつけてインタビューし、卒業論文にまとめあげようと、本藤さんは思っています。
やれば伝わる、答えてくれると実感できた。
目下、卒業論文の制作を着々と進める本藤さん。実は同時に、就職を勝ち取った企業でのインターンシップも控えていると言います。
「就職活動の面接を続けるなかで、マーケティングという仕事に対する興味がだんだんと大きくなってきました。これから挑戦することになるビジネスの現場では、『見せる』『広める』ための実践を学んでいきたいと思っています」
「これまでの大学生活での経験で学んだのは、『取り組めば、ちゃんと見てくれる人がいる』ということでした」と言う本藤さん。
「それは、これまで経験してきたインターンでもそうですし、アンケートのために呼びかけたときも、SNS 上では直接会ったことがない人も真摯に答えてくれました。そして、その内容をまとめたプレゼンテーションにも、現場で働く女性が反応して、答えてくれると思っています」
見せることを意識して発信して、それに答えてくれる人がいて、さらにその答えをまとめ、伝えていく。モダン PC と過ごした日々は、想いをやりとりすることの喜びを実感できた日々でもあったのです。
やりたいこと、はじめてみた私たち
飯田千有里さん
内田泰歩さん
探究学舎 親子でボード ゲームを作る会
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