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やりたいこと、はじめてみよう

微笑んでカメラを見る飯田千里

大学生 飯田千有里さん

1. 「クオリティの高い動画づくりに挑戦したい」

大学生で「トレキャ」メンバーの飯田さんは、モダン PC を使って動画制作にチャレンジしています。
全 3 回の記事でその姿を追います。

音楽の世界観を伝える映像づくり。

都内の大学に通う大学生・飯田千有里さんの毎日は、“何かをつくること”への熱であふれています。

まずは、ダンス。所属している大学のダンス サークルでは、毎週 3 日のダンス練習を重ねています。

「ダンスを始めたのは、小学生のころ。いま入っているサークルでは、皆でアイドルのダンスをコピーしています。このジャンルはいますごく盛り上がっていて、大きな大会も開催されているんです。昨年の新人大会では 3 位に入ったんですよ」

飯田さんは、自らチームの一員として踊るだけでなく、ステージ上のスクリーンに映す動画づくりも担当しています。

いまやテレビで紹介されるようにもなったアイドルダンス コピーのムーブメント。楽曲の歌詞やイメージ映像を編集したいわゆる“歌詞動画”は、ダンス大会に欠かせない演出です。ダンスに合わせるかたちで参加チームがおのおの制作した映像が、会場を埋め尽くす観客を盛り上げます。

「気をつけているのは、初めて来てくれた人も楽しめる動画にすること。私ってたぶん“ヲタク”気質なんですが (笑)、自分がつくった映像を通してオリジナルの楽曲のよさを知って、そのアイドルのことを好きになってくれたらうれしいじゃないですか。

音楽の世界観を伝えながら、ダンスも目立たせて、会場も盛り上げて……バランスをとるのが難しいんですが、やりがいがありますね」

いまやっていることが仕事になるかどうかも分からない。 だからこそ、大学生でいるうちに、一つひとつを 仕事にできるくらいのレベルに向上させたいんです。

飯田千里がモダンPCで作業する

高校生のころに知った、ものづくりの楽しさ。

高校生のとき放送委員会に所属していた飯田さんは、当時から音と映像に関するさまざまな表現に挑戦してきました。

「地元のケーブルテレビ局の方が学校に来て、映像づくりを教えていただきました。部活の先輩からも基本的なことを教えていただいて」と、自らが動画づくりに熱中するようになったきっかけを語る飯田さん。

「あとはほぼ独学なんですが、自分で手を動かすことの楽しさに夢中になりました」

独学とはいえ、飯田さんは日本全国の高校生たちが集まり、優れた作品・パフォーマンスを競う「全国高等学校総合文化祭」にも出場し、仲間とともに受賞された経験をもっています。

動画撮影から編集、さらにはナレーションもこなしてきた飯田さんにとって、卒業したのちにも映像づくりを続けるのはごく自然なことでした。

「高校のころの仲間には、芸術系の大学に進学した人たちが多いんです。だから、彼らと一緒に放送サークルを起ち上げたんです。私の役割は副代表。10 ~ 15 分程度のラジオドラマ風の動画をつくって YouTube にアップしてるんですが、私は脚本を担当しています」

スタイラスを使ってノートパソコンで作業する飯田千里

大学生のうちに挑戦し続けたい。

ダンスサークルに放送サークルと、飯田さんの毎日は、やりたいことであふれています。さらには、若い女性たちの声を企業マーケティングに活用しようと女子大生だけで組織されているプロジェクト「Trend Catch Project」では、配信用の動画も制作しています。

「でも、やりたいのは動画づくりだけじゃないんです。絵を描くのも好きで、イラスト制作にも本格的に取り組みたい」と言う飯田さん。

「いったい何になりたいんだってよく訊かれますけれど、私も分かりません」と笑いますが、「やりたいことだらけ」なのには、理由があります。

「いまやっていることが仕事になるかどうかも分からない。だからこそ、大学生でいるうちに、一つひとつを仕事にできるくらいのレベルに向上させたい。それが私の 4 年間の目標なんです」

つくるだけでなく、配信されている動画を観るのも好きだという飯田さん。なかでも大好きなのは、歌い手の気持ちを文字やアニメーションで表現したミュージック ビデオなのだとか。

「自分で描いた絵を、自分で動かしてムービーにできたら、最高に楽しそうですね」。新たなチャレンジを見つけた飯田さんは、モダン PC を手にどんな作品をつくってくれるのでしょうか。

DELLノートパソコンを持つ飯田智有里

やりたいこと、はじめてみた私たち

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