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やりたいこと、はじめてみよう

大学生・内田泰歩さん

3. 「発揮すべきときに発揮する能力を、しっかり身につける」

グラフィック レコーディングに挑戦したいと考える内田さんは、モダン PC を使って Office を使ったチャレンジをしています。
全 3 回の記事でその姿を追います。

共感を生むグラフィックレコーディング。

イベントや会議の内容を、ビジュアルを使いながら整理し、まとめるグラフィック レコーディング (グラレコ)。今注目されるこの手法をモダン PC でイチから身につけようとしている内田泰歩さん。

「このツールを使うべき」という誰かの声よりも、「自分にはこれがいい」という納得感を大事にしながら、約半年が経ちました。

「より美しく絵を描くことを考えたら、ふさわしいアプリケーションはいろいろあるんだと思います。でも、私は美しいグラレコをつくることより、描いたものを共有することに喜びを感じているんだと思います」

SNS での発信もさかんに行っている内田さん。イベントに参加して、即座にその内容をまとめたグラレコをソーシャル上にシェアするのにも、タッチペン モデルのモダン PC ならばストレスフリー。描いたそばからシェアをすれば、イベントの主催者や参加者たちから“いいね”とともに感謝の声が届きます。

「イベントに参加してただ聴くだけではなく、そこで受け取ったものを自分なりに消化して共有することで、より多くの人とのつながりが生まれます。イベントに参加できなかった人からお礼の言葉をいただくこともありました」

内田さんがモダン PC を使ってグラレコを作り続けて手に入れたのは、「表現」する楽しさと、それ以上の「共感」を生む喜びだったのです。

まずはやってみること。グラレコも、始めてみることで、自分がグラレコの何に魅力を感じているのかわかりましたし、だからこそ好きになれました。

モダン PC を使用している内田泰歩さん

手描きのよさを見直した。

外出を自粛せざるをえない状況下、自宅で過ごす時間の増えた内田さんは、オンライン イベントにも参加し、そこでもたくさんのグラレコづくりに挑戦しました。人と人とが直接会えない期間であっても、あたらしいつながりを手に入れた内田さんは、「私、インターネットの恩恵を受けまくっています」と笑います。

あらゆるコミュニケーションがデジタル化されるなかで、しかし内田さんはアナログな「手描き」のよさを再確認したと言います。

「大学の授業もオンラインに移行しています。すべての授業をパソコンで受けて、講義ノートもパソコン上で完結します。そんなとき、ペンをもった手を動かすと、講義の内容をしっかり消化できている気がします。いろんなものがオンラインでできる世の中だからこそ、手描きの価値は見直されると思います」

講師から送られてくる講義資料ひとつとっても、画面にただ表示して読むだけでなく、講義での語りにあわせてペンを走らせメモをとるのが、内田さんのスタイル。「もともと体育会系だから」地道なインプットが性に合っているのだと言いますが、その態度からは、内田さんの常に真摯な姿勢がうかがえます。

モダン PC に手描きでメモをとる内田泰歩さん
内田泰歩さんとモダン PC

好きだからこそ、続けていける。

グラレコは、語り手の言葉に向き合うとともに、それをほかの誰かに伝えるための整理する力、表現する力を必要とする技術。実際に、内田さんは「グラレコを続けることで、話す人の気持ちを察する力が養われた」と言います。

「経験を積むことの大切さを実感しました。やがて社会に出ることを考えると、パソコンを使ってやるべき基本的なこと…… Excel なども、ちゃんと身につけたいと思っています。ことさらに『私、これができます!』って主張するわけではなく、スキルとしてもっておいて、出すべきときのその能力を発揮するのが大事だと思うんです」

今回、モダン PC で身につけた、グラレコというスキル。そのスキルはさらに磨きつつ、内田さんが次に「やりたいこと」は、さらなる経験を積むことだと言います。

「グラレコはじめ、好きになったものは続けていけるんです」と言う内田さん。「そのためにも、まずはやってみること。グラレコも、始めてみることで、自分がグラレコの何に魅力を感じているのかわかりましたし、だからこそ好きになれましたから」。

そう語る内田さんはやがて大学を卒業し、社会に出て仕事をするなかでも、仕事のなかに「好き」を見つけていくことでしょう。

やりたいこと、はじめてみた私たち

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