ブリヂストンのデジタル ソリューション戦略
「つながるタイヤ」の実現でモビリティの未来をつくる
現在、タイヤに関する全ての情報を「いつでもどこでも」管理し、リアルタイムに対応できるデジタル ツールをリリース。世界中に拡大しています。
「より安全で、品質が高く、地球にも優しい。」そんな未来を目指し、ブリヂストンは今、タイヤとデジタルをつなぐことでモビリティの進化に取り組んでいます。
ブリヂストンについて
世界中にいる従業員は、14 万人以上。売上は 3 兆円を超え、タイヤ生産ゴム量は、180 万トンに達します。
※ 2016 年実績より。
販売網 世界 150 カ国以上
従業員14 万人以上
売上3 兆円以上
ブリヂストンが目指すのは
人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことで、経済発展が進む、そんな新しいモビリティ社会を目指して、
ブリヂストンは、独自の技術活用による「安全・安心」な人や物の移動を支えるとともに、
お客様視点に立ったイノベーションと改善を通じてより魅力的な「品質」を提供しています。
また、再生タイヤ利用による原材料・廃棄量の削減や低燃費タイヤによる CO2 削減など、「環境」負荷低減にも努めています。
この「安全」「品質」「環境」の 3 つの軸をさらに進化・拡大するため、
世界最大のタイヤ・ゴム メーカーならではの独自技術×デジタルを推進しています。
タイヤ ライフサイクルのすべてに
タイヤの一生に寄り添うブリヂストン。
タイヤを使い、リペアやリトレッドし、最終的に廃棄するまでの全てのタイヤ データをクラウドや IoT を活用して高い精度でリアルタイムに把握する事で、
パンクや事故といった運行トラブルを事前に防止、安全性を高めるとともに、リトレッドタイヤのさらなる活用により地球環境にも優しい仕組みを構築しています。
また、一連のサイクル全てで取れる膨大なデータを蓄積、分析することで、新しいタイヤを企画・開発する源泉としています。
駐車・点検で
【ToolBox】
タイヤに関する情報を管理するデジタル プラットフォーム。
世界 80 カ国以上で使用。
走行中で
【Tirematics】
センサーを用いて、トラック・バスなどのタイヤの空気圧、温度を計測し、
車両位置情報とともにタイヤの状態をモニタリングする IT システム。
修理・リトレッドで
【BASys】
リトレッドタイヤは、使用済みのタイヤのトレッド部分(外表面)を
新たなゴムに取り換え、再使用できるようにしたタイヤのこと。
New Proposal
提案やサービスの質を高め、お客様への提供価値を向上。
真のソリューション・プロバイダーへ
New Design Tire
その膨大なデータを分析し、
よりお客様ニーズに即した新しいタイヤを創造。
Azure 導入の背景
デジタルソリューション
戦略部長
J.ティエリ
世界中で使用されているタイヤの情報を「いつでもどこでも」管理するため、ブリヂストンは、世界規模で使え、開発期間の短縮や本番・開発環境へのシームレスな連携が可能な PaaS である Azure を選択しました。この選択により、すでに保有しているマイクロソフトのソリューション スタックをサポート体制やコストパフォーマンス向上のために活用出来ました。
今後は、エッジ・フォグ コンピューティングを強化。よりタイヤ、モビリティに近いところで、クラウドで得た知見をお客様への提供価値向上へ役立てていきます。
ブリヂストンは、単にタイヤを製造・販売する企業から、
デジタルを活用したソリューションを提供する企業へ変貌することで、
より安全で快適な移動を支えるモビリティの進化へ貢献していきます。