システム開発期間の長さを課題と感じ、ローコード開発ツールの検討を開始。まずマイクロソフト以外のツールを導入しましたが、IT 知識が必要で浸透させるのが困難でした。「他にもっといいツール」を探した結果、最終的にたどり着いたのが Power Apps。最大の海外子会社であるマルチ・スズキが既に活用していたこともあり、グループ全体のローコード プラットフォームとして「Power Apps を第一優先する」ことを決定します。
Power Apps を選定した最大の理由は、学習コストが最も低く、日常的に使っている Microsoft Office との親和性が高いことでした。これに加え、きめ細かい権限管理ができることや、外部システムとの連携が容易なことなどを評価し、Power Apps の有償 Premium ライセンスの導入を決定、本社全従業員分のライセンスを購入しています。市民開発のガバナンスを確保するため、開発されたアプリをクラウドに集約し、IT 部門からすべて見えるようにしています。
学習コストの低い Power Apps を採用した結果、開発者を短期間で育成することが可能になり、すでに 100 名のエバンジェリストが育成されています。またこれに先立ち、社長をはじめとした経営陣も Power Apps によるアプリ開発を体験し、市民開発の原理原則を理解。こうした経営層も巻き込んだ取組みは会社全体の DX 推進にも大きく寄与しました。開発者コミュニティも運営されており、既に 600 名以上の開発者が参加。わずか10 か月間で約 1,500 に上るアプリが作成されています。
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