長い歴史の中で改修を重ねてきた社内向け料金システムは、システムの複雑化・属人化や開発ベンダーへの依存など課題を抱えていた。Microsoft Azure への移行を決断したものの、ナレッジを持つメンバーもおらず、重要基幹システムである本システムの移行プロジェクト、及びその後の運用を無事に完遂できるかについて不安を抱いていた。
Microsoft Azure 上に社内向け料金システムの共通基盤を構築しての移行と運用、AI 開発者育成、エンジンとして Azure OpenAI Service を利用した Billing AI (請求業務支援 AI アプリケーション) 開発、などを推進。スムーズなプロジェクト立ち上げのためにMicrosoft Unified Supportのオプションサービス“開発者サポート”(開発プロジェクトの伴走型支援)を活用した。
当初、Azureでの開発経験の無かったチームだったが、マイクロソフトのUnified Supportの支援でスキルが向上し、現在は十分なスキルでベンダー依存しない構築運用ができている。また、内製化により品質向上や新機能開発に積極的に取り組む動きが加速したことから、システムとしてもチームとしても生産性を高めることができた。
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