何が変わるのですか?
各学校の次回の契約更新時 (ただし 2024 年 8 月 1 日以降) から、すべての学校テナントに 100 TB分の無料プール化ストレージが OneDrive、SharePoint、および Exchange 用に付与され、さらにサブスクリプションに応じて有料ユーザーごとに追加のプール化ストレージが付与されます *(詳細については FAQ をご覧ください)。
今日では、ほとんどの学校 (99.96%) が割り当てられたストレージを使い切ってはいません。新しいツールで、すべての学校が情報をより適切に管理するとともにデータ ガバナンスのための綿密なポリシーを設定することができるようになります。期待されるメリットとしては、ほとんどの組織の最高リスク責任者にとって最大の懸念である、レガシのストレージとデータのスプロールに伴うセキュリティ リスクを学校がある程度縮小できることが挙げられますが、私たちが共有する環境フットプリントの点でもメリットがあります。
- ストレージ上限
- 追加ストレージ
- Office 365 A1 のお客様
- 無料ツール
セキュリティ リスクを縮小する
クラウドへの移行に伴い、保存されているファイル、データ、使用されないアカウントが長年の間に著しく増加していますが、それはファイルとデータが次々と保存され、保管期限の計画もなく増殖しているからです。これはコストの観点からは持続可能ではなく、教育機関とその学生にとってはデータ侵害の危険があります。今日では、教育はサイバー犯罪の影響が最も大きい産業であり、K12 (初等および中等教育) だけでワークプレイス マルウェア攻撃の 80% 以上を受けています (英語)。
環境への影響を最小限に抑える
保存されているけれども使用されなくなったファイルは、私たちのカーボン フットプリントに影響を及ぼしており、組織が保存しているデータすべてのうち半分以上は実用的な目的を果たしていません。このような "ダーク" データを保存するためにサーバー上の領域が占有され、その結果として電力消費が増加し、2020 年にはそれだけで世界の温室効果ガス排出量の 4% を占めています1。Microsoft は学校と学生のデータのセキュリティとプライバシーだけでなく、私たち全体のカーボン フットプリント縮小に取り組んでいます。既に、Microsoft のデータセンターは最高レベルの環境基準を念頭に置いて構築されています。この変更によって、教育機関のお客様も役目を果たせるようになります。
1世界経済フォーラム「What is ‘dark data’ and how is it raising carbon footprints? | World Economic Forum (weforum.org) (英語)」
イノベーションを通して教育の力になります
教育における Microsoft の使命は学生、教職員、学校がより多くを達成するための力となることです。このことを達成するために、Microsoft は新しいテクノロジ、ツール、サービスのイノベーションを続けていきます。現在、Microsoft は Microsoft 365 Education のスイートを提供しており、寄贈版ソフトウェアとして無料で、または商用向けと比較して大幅な割引価格でご利用いただくことができます。これらの新しい更新によって、私たちは引き続き有意義なイノベーションに力を入れていくと同時に、これらのサービスを世界中の教育機関にさらに提供していくことができます。
ストレージを把握して管理する
ストレージを把握して管理するには Microsoft 365 管理センターにアクセスします。パス: 管理センター > [レポート] > [ストレージ]
よく寄せられる質問
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