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業界

新型コロナ ウイルス感染症 (COVID-19) の影響下の小売業

小売業販売現場のイメージ

※本ブログは、米国時間 2020 年 4 月 6 日に公開された Retail in the time of COVID-19 の翻訳です。

COVID-19 は、私たちの多くが想像もできなかったような仕方で、私たちの生活に影響を与えています。私たちが友人や家族と交流する方法や、在宅勤務、他にもたくさんのことに影響が及んでいます。個人的には、10 代の息子たちに自宅学習をさせることは母としての喜びも伴いますが、ぎっしり詰まった仕事の予定とのバランスを取ることは至難の業です。しかし、多くの人がより深刻な懸念を抱いていることを知っています。
過去数週間に、世界中の小売および消費財業界のリーダーと、COVID-19 の広範囲に及ぶ影響や、それに対して彼らが取っている対応について話す機会がありました。需要の急激な変化、店舗の閉鎖要請、変化する顧客ニーズ、および従業員の健康および安全上の深刻な懸念に直面して、多くの小売業者は経験したことのない状況を乗り切ろうとしています。そこで、このような困難な時期に皆さんをサポートするため、McKinsey の優れたフレームワーク (英語) と、いくつかの有用なマイクロソフトのリソースをご紹介したいと思います。
McKinsey は、多くの小売業者が COVID-19 に対して 3 本柱のアプローチを取っていると述べています。

  1. 現状を理解する: 危機対応または中枢センターを立ち上げましょう。来る日も来る日も第一線に立ち続ける従業員を保護してください。お客様の安全を強調し、ビジネスの新たな方向を設定してデジタルを増強します。在庫を最適化し、サプライ チェーンを強化しましょう。
  2. 再開を計画する: 財務的な回復力と運用の強化を組み合わせて、回復戦略を策定します。統合を含む、戦略的 M&A やその他の市場機会を検討してください。現金を厳格に管理しましょう。
  3. 新たな常態を構築する: 危機の後も持続する可能性のある消費者のセンチメントと行動における変化を評価しましょう。デジタルを消費者との関係の中心に据え、割増料金で仮想接続を提供します。新しいビジネス モデルとパートナーを含め、製品とサービスを進化させる方法を観念化します。店舗およびサプライ チェーンに対する長期間のネットワークの影響に備えて準備および計画してください。

有用なマイクロソフトのリソース

現状を理解する:

再開を計画し、新たな常態を構築する:

  • Dynamics 365 Commerce を利用すると、消費者を対象とする企業は、物理的な小売店で販売を促進することが困難な状況で、取引を継続できます。
  • Dynamics 365 Customer InsightsAzure Synapse を使用し、統合されたデータと分析によってニーズと傾向を特定して、新しいビジネス モデルにすばやく適応します。
  • 重要な倉庫業務、予測できない需要、在庫商品、サプライ チェーンを制御するために、以下を行うことができます。
    • Dynamics 365 Supply Chain Management を使用して業務を効率化し、Azure IoT Central によってサプライ チェーン ソリューションを迅速に構築し、展開します。
    • 当社のパートナーであるBlue Yonder (英語) のソリューションとデータ サイエンス機能は、変化する状況に備え、即時に適応するために、リアルタイムのサプライ チェーン可視性を必要とする企業向けに不可欠なソリューションを提供します。

マイクロソフトがお客様およびパートナーとどのように協力しているか、さらには企業として COVID-19 についてどのように考えているかをお知りになりたい場合は、Responding to COVID-19 together にあるリソースをご覧になるか、LinkedIn で Satya Nadella からの最新情報をチェックしてください。

最後に、この極めて困難な時期にも、店舗の棚から商品がなくならないようにしたり、食料品を配達したり、他にもたくさんのことを行い続けてくださっている小売業のスーパーヒーローの皆さんに、心から感謝いたします。

小売業のスーパーヒーローの皆さんに感謝を込めて