メイン コンテンツへスキップ
Microsoft 365
登録する

Microsoft Project を使った最新の労働管理に関する新しいビジョン

Microsoft のミッションは、地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにすることです。本日、Microsoft Project と、共同作業の効率を高めるように設計された 3 つの新しいサービスに関する新しいビジョンを発表いたします。

この数年で、労働を構成する基本的な概念、すなわちプロジェクトは大きく変化しました。いったんタスク、人、マイルストーンが明確に定義されれば、現代のプロジェクトはさまざまな形態、サイズで進行します。正式なものもあれば、特別の目的のためのプロジェクトもあります。数時間で終わるものも、数年かかるものもあります。小さなグループが担当することも、多数の大きな組織にまたがることもあります。

その結果として、意識するしないにかかわらず、私たちは誰もがプロジェクト マネージャーになります。要件が変わり続ける日々の仕事に的確に対応していくには、誰もが使用できるシンプルさ、あらゆる種類のプロジェクトをサポートできる柔軟性、どのようなサイズのタスクも扱える力、そして組織全体から見通せる透明性を備えたツールが必要です。

最新の作業管理

Microsoft Project を使った最新の労働管理をご紹介します。すべてのプロジェクトを 1 か所で確認し、管理できる新しいサービスであるホームがすべての基本になります。ホームでは、新しいプロジェクト管理サービスを使用してプロジェクトを簡単に作成できます。設計の多様性を備えたこの新しいサービスは、あらゆる役割、スキル レベル、プロジェクト タイプに対応するように設計されています。これらの新しい Project サービスは、クラウドを基礎としているため、チームのメンバーは場所やデバイスに関係なく同じデータにアクセスできます。また、リソースと財務の管理、時間と支出の追跡など、包括的な機能を備えています。今後のリリースでは、Project デスクトップ アプリのすべての機能をこのサービスにつなげることができます。

仕事は常に組織全体にまたがって進んでいくため、詳細を追跡することは困難です。新しいロードマップ サービスでは、さまざまな部門にまたがって、処理中のすべての作業を概観することができます。ロードマップでは、チームが Microsoft Project と Azure DevOps (以前の VSTS) のどちらを使用しているかは関係なく、複数のプロジェクトを対象に重要な日付とマイルストーンを含むタイムライン ビューを作成できるため、すべての作業を確認することができます。今後のリリースでは、Planner のほか、Jira などのサードパーティ サービスもサポートする予定なので、Project だけで組織全体の作業を管理できるようになります。ロードマップは、簡潔、視覚的、直観的であることを目指して設計されたプログラムおよびポートフォリオ管理サービスである、”ポートフォリオ” の第 1 の機能です。

Microsoft プラットフォームの力

Microsoft は、これらの新しい Project サービスが、Microsoft の幅広いプラットフォームを活用できるように作り上げました。実際に、この 3 つの新しいサービスは Microsoft Common Data Service for Apps プラットフォームの上に構築されています。この堅固な基礎には、PowerApps および Microsoft Flow にアクセスしてカスタムのビジネス ソリューションを構築する、Power BI と連携して高度な分析やレポーティングを行うなど、さまざまな利点があります。

今後の予定

これらの新しいサービスは、一連のリリースとして導入されます。ホームは、本日から一般提供されます。ロードマップの最初のリリースは来年の初め、プロジェクト管理サービスの最初のリリースは来年前半の予定です。この 3 つのサービスはすべて Project Online Professional および Project Online Premium サブスクリプションの一部として含まれているため、現在サブスクリプションをお持ちの方は追加料金なしで新機能を利用できます。今後、これらの新サービスは Microsoft の主要なプロジェクト管理サービスになっていく予定ですが、既に Project Online をお使いのお客様は、引き続き今のまま安心してお使いいただけます。どの Project サービスを選んでもお客様が成功を手にすることができるよう、Microsoft は取り組んでいきます。

これらの新しいサービスを使うことで、個人、チーム、そして組織が Microsoft Project でどれだけのことを成し遂げるか見るのが実に楽しみです。ご質問がある場合、または Project への投資を最大限に利用する方法を確認したいお客様は、この Tech Community ブログで詳細を確認するか、Microsoft の担当者にお問い合わせください。